岡山遠足の際にどんぶらこで同じにのデニムを購入させて頂きました。
ステッチがピンク色というなんとも可愛らしいアクセントに心打たれ即購入。
着用による色褪せやヒゲやハチノスと言った、エイジングが今後の楽しみです。
先日のブログで仕様の由来についてお話させて頂きましたが、本日はその続きでございます。
袖のお話から行きましょう。
オーダーをしている方ならご存知の方も多いかと思いますが、【本切羽】
既製服や通常のスーツは釦を縫い付けているのみの飾り切羽という仕様が多く、本切羽のように釦を外せる仕様は中々、目にすることは多くないはずです。
釦を外せるメリットは何かと言うと、、、、特にありません(笑)
単にオーダー感をアピールできる仕様なので言ってしまえば自己満の世界、特別感に浸れる仕様とでも言っておきましょうか。
では、なぜ釦を外せるようになったのか、
昔々の話であり、昔の方々の考えの話になりますが、カッターシャツというアイテムは下着であり、公の場でシャツ一枚などはしたない、だらしない、紳士的じゃないということで上着の着用を強いられていました。
あるお医者さんが上着を着てては暑いし、袖が邪魔で細かい作業ができないではないか。
ならいっそのこと釦を外せるようにしてしまえ、、、というのが由来です。
如何にも実用的なお話で、ナポレオンの話が滑稽に感じますよねw
スーツの起源は本来、軍服。
気にして見たことがない部分で言うと、例えばフラワーホール。
フラワーホールの元は軍服の第一釦の名残と言われております。
名前の由来は言葉通りなので割愛しておきましょう。
となると当たり前ですが、レディースのジャケットにはフラワーホールがついていないのが主流。
女性服に軍服はなかったから。
なんですが、今のご時世、颯爽とバチっとスーツを着こなす女性もかなり多くなりましたよね。
政治家の方々とか見ると中々、奇抜なスーツを着てますよね。
よく見るとフラワーホールにバッチを付けているんです。
バッチを挿す場所がないと空いてる所にハリを挿すしかないので徐々にその箇所だけがどうしても傷んでしまいます。
是非、女性もフラワーホールは活用していきましょう。
次回はもう少し踏み込み、よりオーダー感を感じれる仕様をご紹介してまいります。
お楽しみに。
GINZAグローバルスタイルコンフォート博多駅中央街店
堀田